既に勝ち越しを決めている西幕下13枚目の豊ノ島(34=時津風)が、今場所最後の一番となった7番相撲で、東幕下9枚目の明瀬山(32=木瀬)を寄り切りで破り、5勝2敗で締めくくった。
内容も伴っての白星だった。左四つに組み止め右上手を引いた。ベテランならではの技術で相手の右上手を切ると、休まず前に出て寄り切った。「今年最後の一番でもあったしね。先場所が先場所だったから、今場所は気持ちを切らさないで締めくくれました」と豊ノ島。先場所は4勝1敗と勝ち越してから連敗と、後味の悪さを残しただけに、3連勝締めともあり、気分よく場所を後にした。
陥落した幕下で8場所目となる来場所は、5場所ぶりの幕下1桁まで番付を戻しそう。関取復帰には、それでも7戦全勝が求められるが「(復帰の)道のりは厳しいけど、険しければ険しいほど、いいことが待っていると信じてます。ちょっとずつ、ちょっとずつだけど」と自分に言い聞かせるように話していた。


