横綱鶴竜(32=井筒)が9日、東京・明治神宮で白鵬、稀勢の里とともに土俵入りを行った。

 太刀持ちに勢、露払いに錦木を従え、ファン約2800人を前に元気な姿を披露。右足首痛などで4場所連続休場中と故障に泣いた昨年を振り返りつつ、今年の抱負を「本当にケガに苦しみました。そんな中でも応援してくれて、支えてくれた人に喜んでもらいたい」と語った。

 初場所(14日初日、東京・両国国技館)の出場については「ケアしながら行っている」という調整で体調を見極め、最終的に判断する。