大相撲春場所(3月11日初日、エディオンアリーナ大阪)を新十両で臨む炎鵬(23=宮城野)が6日、都内の所属部屋で、初々しい姿となって稽古始めを行った。

 26日の番付発表まで番付上は幕下だが、一足早く関取の象徴の白まわし姿で稽古場に登場。この日、初めて締めたといい「大学の時も白まわしだったけど、その時とは違いますね」と誇らしげ。初場所は東幕下6枚目で4勝だったが十両からの幕下陥落候補が多く、運を味方に付ける形となったため「1場所で落ちたらたまたまと思われる。2桁は勝ちたい」と高い目標を持った。