元横綱大鵬の孫、西幕下60枚目納谷(18=大嶽)が、3番相撲で今場所初の黒星を喫した。東幕下57枚目霧の富士(24=陸奥)に寄り倒しで敗れた。

右を差されながら、小手で左に振るも腰高でもろ差しを許してしまった。「踏み込めなかった。差されて反応はできたけど、その後が良くなかった」と肩を落とした。

前日16日に引退を発表した、元横綱稀勢の里の荒磯親方は同じ二所ノ関一門。会話を交わしたことはなく1、2度見かけたことがある程度だが「大きい人だなと感じた。九州の連合ですごく体を動かしていた」と印象を話した。幼い頃から憧れの力士の1人だった。「左を使った相撲が強くて、めちゃくちゃすごかった」と尊敬のまなざしを見せた。