西前頭13枚目の碧山(33=春日野)は初の技能賞に輝いた。過去3度の三賞は、いずれも敢闘賞。

「今場所はよく前に出るのが評価されたのかな」と、本来の強烈な突き押しが際立った15日間を振り返った。

悔いが残るのは、優勝次点に終わった18年名古屋場所以来となる初優勝のチャンスを逃したこと。昨晩はビオレタ夫人とのテレビ電話で「2人でかなり落ち込んだ」という。「次のチャンスがあれば、三度目の正直で頑張る」と話した。