大相撲の時津風親方(47=元前頭時津海)が初場所中、日本相撲協会作成の新型コロナウイルス対策のガイドラインに違反したことが26日、分かった。

◆角界の主な新型コロナガイドラインの違反者 20年7月場所前と場所中に、当時平幕だった阿炎と当時幕下だった極芯道のキャバクラ通いが発覚。同場所後の理事会で阿炎は出場停止3場所と5カ月の報酬減額50%、極芯道は2場所出場停止の処分が決定。

20年9月には、不要不急の外出が禁止されている状況下で、時津風親方が他県を訪れて、秋場所の休場、謹慎が決定。同じく不要不急の外出を行った松ケ根親方(元前頭玉力道)は、同場所を謹慎した。同場所後の理事会で、時津風親方は「委員」から「年寄」への2階級降格、松ケ根親方はけん責処分が下された。