日本相撲協会は2日、東京・両国国技館で理事会を開き、来年3月に行われる春場所(13日初日、エディオンアリーナ大阪)について、入場定員数を通常の75%にすると発表した。報道陣の電話取材に応じた芝田山広報部長(元横綱大乃国)によると、5000~5500人になる見通し。

9月の秋場所や11月の九州場所では、会場の収容人数の半分を上限としていたが、国内の新型コロナウイルス感染状況などを踏まえて緩和する。マス席は変わらず2人掛けだが、一部制限されていたたまり席と椅子は、全席使用とすることも決めた。

昨年の春場所は史上初の無観客開催で、今年3月の春場所は東京開催だった。大阪では3年ぶりに、観客を入れて本場所が開催される。