西前頭6枚目の阿炎(27=錣山)が、関脇御嶽海との“2敗対決”に敗れ、優勝争いから1歩後退した。

立ち合い、もろ手で押しこもうとするが、御嶽海は下がらない。阿炎はさらに突き放すが、相手も前へ勢いが止まらず、たまらず引いたところを押し出された。取組後のオンライン取材には応じなかったが、中継したNHKの取材に「相手の圧力が強くて引いてしまった」とだけ言葉を残した。

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幕内に復帰した先場所に続く2桁勝利、優勝争いに絡む活躍も、大きな一番を逃した。14日目は横綱照ノ富士戦が組まれた。初優勝をあきらめず、横綱から金星で逆転の夢をつなぐ。