新年最初の本場所の優勝争いは、千秋楽にまでもつれ込んだ。可能性のある力士は2敗で単独トップに立つ関脇御嶽海と3敗の横綱照ノ富士、平幕の阿炎と琴ノ若だ。

結びの一番で、照ノ富士と御嶽海が対戦する。御嶽海が勝てば、19年秋場所以来3度目の優勝になる。照ノ富士が勝った場合は優勝決定戦となるが、阿炎と琴ノ若が対戦するため、照ノ富士、御嶽海、阿炎と琴ノ若の勝者の3人によるともえ戦となる。

ともえ戦となれば幕内では94年春場所以来7度目。新横綱場所から3場所連続優勝を狙う照ノ富士、3度目の優勝を狙う御嶽海、初優勝を狙う阿炎と琴ノ若に注目だ。