日本相撲協会は10日、10月6日と7日に東京・両国国技館で開催する「大相撲ファン感謝祭2022」の概要を発表した。

両日でギネス世界記録への挑戦が行われ、6日には「1分間で色紙に押した手形の最多数」に挑戦する。ギネス世界記録は1分間で85枚。宮城野親方(元横綱白鵬)、横綱照ノ富士、大関御嶽海が挑戦予定だ。7日には「同時に四股を踏んだ最多人数」に挑戦。ギネス世界記録は250人以上での四股踏みだといい、親方衆や関取衆をはじめ、来場した観客と同時に四股を踏む。チャレンジ前には相撲教習所担当の甲山親方(元前頭大碇)による四股踏み講座も実施するという。

2日間の開催で22種類のイベントを実施すると発表した。八角部屋、陸奥部屋、春日野部屋、宮城野部屋、錣山部屋が参加する「『初代ちゃんこ横綱』の栄光はどこの部屋に!?」や「塩まき体験」、「みんなで一緒に三本締め」など来場者参加型のイベントも盛りだくさんのようだ。

また、一部有料イベントも実施する。幕内優勝力士が乗るパレードカーにて関取や親方との記念撮影や、実際に行司が本場所中に着用している行司装束を着用しての記念撮影、4人1テーブルで関取1人と参加者3人によるババ抜き対決「関取とのトランプ対決」などなど。大相撲公式ファンクラブの有料会員が対象となっている。

当日のイベントは入場無料で、大相撲公式ファンクラブ会員(無料以上)または東京都・墨田区在住、在学、在勤であれば入場できるという。大相撲秋場所(11日初日、両国国技館)後の10月に、17年ぶりの「大相撲ファン感謝祭」が聖地国技館で盛大に開催される。