関脇豊昇龍(24=立浪)が、劇的な逆転初優勝を飾った。

本割で19歳の伯桜鵬(宮城野)との大一番を制し、北勝富士との優勝決定戦も勝負の一番も勝ち、2018年初場所の初土俵から5年での優勝が決まった。この白星で大関昇進目安の3場所33勝に乗せ、昇進を確実にした。

表彰式では日仏友好杯の副賞で恒例の巨大なピンク色のマカロンも受け取った。土俵下での優勝インタビューでは優勝を決めた直後の涙について「うれしくて我慢したけど出てしまいました」。喜びを伝えたい人として「1番は(立浪)親方、2番目は叔父さん(元朝青龍のダグワドルジ氏)」と答えていた。

【動画】豊昇龍が優勝決定戦制し逆転初優勝!悲願達成に思いこみ上げ、涙ぐむ仕草