大相撲の横綱照ノ富士(31=伊勢ケ浜)が7日、都内の部屋で稽古を行った。7月の名古屋場所を腰痛で4日目から休場後、前日6日までは相撲を取る稽古ができず、約1カ月の夏巡業も取組は1度も行わなかった。この日は若い衆が申し合いを行う間、土俵回りですり足など基礎運動を行った。ただ、稽古に集中させたい師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)の配慮で、途中からは報道陣非公開となった。伊勢ケ浜親方、本人ともに取材には応じなかった。

一般的に初日を休場する場合、初日2日前の午前中から始まる、取組編成会議までに休場届を提出する。8日朝までに師弟で話し合い、出場可否を決めるのが有力とみられる。