大相撲秋場所(9月8日初日、東京・両国国技館)に向けた横綱審議委員会(横審)による稽古総見が29日、両国国技館の相撲教習所で行われた。24日にぎっくり腰を発症し、夏巡業最終盤で離脱していた関脇阿炎(30=錣山)は、申し合いの番数こそ3番にとどまったが、軽快な動きで復調をアピールした。
関脇大の里、前頭御嶽海を立て続けに破ったところで、痛そうに腰に手を当て、直後に前頭翔猿に敗れた。それでも稽古後は「連続で取ると、どうしても腰に痛みが出てしまう。でも、今はもう大丈夫」と、明るい表情で話した。ぎっくり腰で巡業を離脱後、2度のはり治療で劇的に痛みが引いたという。当面は、量よりも質を重視した稽古を続け「出稽古もしていくつもり」と、夏場所に続く2度目の三役での2桁白星を目指していく。

