異例のやり直しについて高田川審判長(元関脇安芸乃島)が経緯を説明した。

大関琴桜(27=佐渡ケ嶽)と西前頭2枚目熱海富士(22=伊勢ケ浜)の一番で“珍事”が発生した。熱海富士が琴桜を土俵際に寄り立て、琴桜の足が土俵外に出たとして勝負審判の朝日山親方(56=元関脇琴錦)が「勝負あり」と手を挙げた。行司も熱海富士に軍配を上げたが、物言いがついた。足が出ていないとして、やり直し。再戦はきっちり熱海富士が制した。

高田川審判長は「間違えて(足が)ついたと思った」とし、「肉眼で見ると、砂をはじいて(足が)出たように見えるときがある」と勝負審判をかばった。

12年九州場所の横綱日馬富士と関脇豪栄道の一番以来2度目。際どい判定の場合には、取組を「流して、後から確認する」方針を示していたが再発した。「ついつい反応で手が挙がるときがある。際どいと砂があがって、出たように見える」とおもんぱかった。