東前頭2枚目の藤ノ川(21=伊勢ノ海)が、初金星を挙げた。横綱大の里(25=二所ノ関)に初挑戦し、引き落としで破った。
父の甲山親方(元幕内大碇)は、ビデオ係としてビデオ室で取組を見た。その瞬間は「よっしゃ!」と声が出て、思わず手をたたいたという。NHKのインタビューを聞き終えてからビデオ室から出てきた甲山親方は「LINEの返信が終わってない。100件以上来ました」と反響に驚いていた。
藤ノ川の動きの良さが光った一番。甲山親方は「左を差したかったと思う。右ののど輪も効いていた。横綱も本調子じゃない」と冷静に話した。今場所前は、二所ノ関部屋へ出稽古するなど対策も練っていた。「勝つことをイメージしていたんじゃないですか、知らんけど。出稽古の後、作戦を、どういくかを話していました」と頼もしそうに振り返っていた。

