西前頭筆頭の義ノ富士(24=伊勢ケ浜)が、金星をあと1歩で逃した。
横綱豊昇龍(26=立浪)と対戦。
左を深く差して、相手の横につく絶好の形をつくった。
圧倒的有利な体勢となったが、直後に豊昇龍の右からの首投げをくらった。
「万全だったけど。投げも警戒していて。でも先に仕掛けられて、足が出なかったです」。
立ち合いは突っ張りを狙ったが、流れで左が深く入った。「万全といってもおかしくないくらい。投げが絶対にくるだろうなと思った。左は深く入っていたので、右だけとりたかった」。
投げも頭の中に入っていた。豊昇龍の首投げは「下がって土俵際でくるだろうと思った。でも1度、腰を下ろそうとした時に来た」。土俵の中ほど、予想外に早いタイミングで首投げが来たために、足を運べず、体が伸びきって、倒れた。
2日目は綱とり大関の安青錦に土をつけた。連勝を狙ったが、横綱の抜群の運動神経に敗れた形となった。それでも「感触は悪くない。攻めていきたいです。ガンガン」と気持ちを新たにしていた。【益田一弘】

