SKE48荒井優希(23)が10日、東京・神田明神で「東京女子プロレス」後楽園ホール大会(17日)の記者会見に出席した。

先月4日の本格デビューから3戦目で、初めてシングルマッチに出場し、舞海魅星(21)と対戦する。「これまではタッグマッチで先輩方に助けてもらっての試合だったので、1人では緊張するんですけど、しっかり対策を練って、今、自分がどこまでできるのか、見てくださる方にもどこまでできるのかを示したい。自分なりにできることをやって、楽しめたらと思います」。トレーニングについても「新しい技を身に付けるのも大事ですが、受け身とか基礎から重点的に練習したい」と意気込んだ。

対戦する舞海は「やるからには負けたくない。プロレスの面では先輩ですけど、荒井さんはたくさんの大舞台に立っているのですごい、気をつけないといけない相手。私の最大の武器は折れない魂。SKEファンの皆さん、会場で荒井さんを応援して。それでも折れない」と話した。

荒井は「SKEに入って8年、私もただならぬ環境でやってきたと思っているので、メンタルだけはなかなか折れない部分を培ってきた」と応じた。この日の会見は、19年に48グループの成人式も行ったゆかりの場所でもあり「前の会見の時は成人式の場所とは気付かなかった。今日やっと気付いた。私が1番願っているのは、試合に出ることによってこれまでプロレスを見てこなかった人にも魅力を伝えること。そこに向けて精いっぱい頑張りたい」と誓った。