SKE48チームEが5日、東京・LINE CUBE SHIBUYAで、春のチームコンサートを開催し、ヒャダイン(42)らが楽曲提供するオリジナル新公演「声出していこーぜ!!!」を行うことを発表した。

初日は7月15日に決まった。

SKE48としては昨年5月、チームSが小室哲哉プロデュースにより約11年ぶりとなる新公演「愛を君に、愛を僕に」を開始。同12月、チームKIIも韓国の音楽プロデューサー、NightTempoを迎えた新公演「時間がない」をスタートさせており、チームEにとっては待望の新公演決定となった。

チームEメンバーで、劇場支配人兼キャプテンの斉藤真木子(28)から告知されると、会場が拍手に包まれた。副リーダー福士奈央(24)は「本当に待ったので、これをみんなで聞いたときはうれしかった。泣いたり笑ったりあると思うけど、チームEなら絶対成功できると思ってます」。

リーダー佐藤佳穂(25)は「皆さんも新公演に期待を膨らませていると思うけど、今のチームEはその期待を超えられると思います」と意気込み、「まだ私たちの存在を知らない人にも届けているような、すてきな公演にしたい」と抱負を語った。

4日から同所で行われているチームコンサート2日目の昼の部。本編では学校をコンセプトにしたコーナーで、「チャイムはLOVE SONG」「ディスコ保健室」「合格kiss」「Teacher Teacher」などを披露した。メンバーはブレザーや教員風のスーツなど思い思いの衣装で登場し、セーラー服姿の谷真理佳(27)は「何歳だと思ってるの!?」と自虐トーク。菅原茉椰(23)は「ずっと鏡を見て何を悩んでるんだろうと思ってたら、『ヤバイ!熟女~!』って言ってた」と谷の様子を暴露し、会場を笑いに包んだ。

またチームEメンバーで学力テストを行い、楽曲「チームE推し」の中で結果を発表する企画も。96点でトップに輝いた鎌田菜月(26)は跳びはねて笑顔。16点で最下位となった倉島杏実(17)は、曲の終わりに「追試決定」とテロップが表示されると「勘弁してよ~」と肩を落として笑わせた。

アンコールでは「Only today」「夏よ、急げ!」をパフォーマンスした。佐藤は、先月体調不良による活動休止を発表した浅井裕華(19)のうちわを手に「どんな形であれ、また17人でステージに立ちたい」とあいさつ。「今年だけでもいいから、チームEを一番応援してください」と涙ながらに呼びかけた。