SKE48チームSが5日、東京・LINE CUBE SHIBUYAで、春のチームコンサートを開催し、12期生オーディションを実施すると発表した。

アンコールで劇場支配人兼キャプテン斉藤真木子(28)が登場し、オーディションの開催を発表。今月6日から募集を開始し、6月上旬の1次審査、同中旬~下旬の2次審査、7月上旬の最終審査をへて新メンバーを決定する。

また、今年10月5日に劇場デビュー15周年を迎えることを記念し、同1日に名古屋国際会議場センチュリーホールで「SKE48 15th Anniversary Festival 2023」を開催することも報告。9月29日~10月1日にかけて行う「SKE48 リクエストアワーセットリストベスト100 2023」とあわせ、3日間で5公演を予定する。斉藤は「夏にツアーもあるし、周年(コンサート)もすぐ。ハードになると思いますが、メンバーとファンの方と一緒に走りきれるように」と意気込んだ。

コンサート本編では、劇場公演の楽曲「制服の芽」「手をつなぎながら」や、グループのシングル「青空片思い」「心にFlower」など全23曲をパフォーマンスした。「10年桜」の曲間では、6月に卒業を控えるチーム最年少の杉山歩南(16)と平野百菜(16)にサプライズを行い、リーダー松本慈子(23)の指揮で全員が声を合わせ「歩南、百菜、大好きです!」。大型ビジョンにはメンバーからの寄せ書きも映され、2人は驚きと感激で顔を覆った。ペンライトに彩られた会場を眺めた杉山は「この光景を見て、チームSになってよかったとしみじみと感じました」と涙ながらに感謝し、平野も「アイドルになれて本当によかった」と目元を拭った。

松本は「メンバーを見送るのは何回経験しても寂しい」と語りつつ、「チームSに付いていきたいと思ってもらえるように、上を目指していきます。まだまだこんなもんじゃないので、私たちの成長を見守っていてください」とファンに呼びかけた。