乃木坂46、4期生の林瑠奈です。

 

 

多様性

 


この言葉、色々な場面でよく聞くようになりました。

  


何かのテーマにおいて

多様性という話題が出るのは、

今現在多様性が認められていない上に

マジョリティ側とマイノリティ側の

調和が取れていない場合なのかなと思います。

 


マジョリティとマイノリティ、

多様性の話題になると

マイノリティの方がよく聞くでしょうか。

 


多数派と少数派のことですね。

 


私は意見のぶつかり合いから

どちらかが無かったことにされたりせず、

お互いの価値観や意見を尊重し合えることが

多様性を認めることだと思っています。


 

しかし最近、多様性を意識するあまり

多数派と少数派の価値観を

揃えようとする風潮があるように感じていて、

 


多数派によって少数派が抑えられることは

勿論やってはいけないのですが、

少数派による多数派狩りも

同じように良くないと思うんです。

 


また、

 


「そもそも多数派、少数派と

呼び分けるのもどうなんだ。

こんな意見があればあんな意見もある、

それでいいだろう」

 


こう考える気持ちも十分にわかるのですが、

多数派の意見には多数派である理由があるし、

それは少数派も然り。

 


何故多いのか、何故少ないのか、

それも含めて一つの意見だと思っているので、

多数派・少数派という概念をなくすことは

しなくていいのではと考えています。

 


ただこれらの概念を

ステータスのように振り翳して、

相手の意見をねじ伏せようとすることが

問題なだけで、

少数派が多数派になることや、

多数派が少数派になることを

無理にする必要はありません。

 


たとえ理解はできなくても

自分とは異なる意見として受け入れる、

配慮を忘れない、

 


守るべき部分を守れるかが

多様性を認めることに繋がると

私は思っています。


(ニッカンスポーツ・コム「乃木坂46林瑠奈 負けるな!しょげるな!乗り遅れるな!」)