毎週火曜日、坂道シリーズが登場する「坂道の火曜日」。第1回は、乃木坂46の1期生、齋藤飛鳥(20)のインタビュー。トップクラスの人気を誇るエースが、勢いに乗り続ける「坂道」への思いを語ります。

■インタビュー(上)

乃木坂46を始め、欅坂46、日向坂46などは「坂道シリーズ」と総称される。齋藤は「お休みの日にテレビを見ていると、芸人さんや、おじさまの司会者の方が『ああ、坂道でしょ』って言っているのを聞くことが最近増えたので、知っていただけているんだな、と実感します」とかみしめるように話す。

後輩グループをどのように見ているのか。「『欅坂さんが好き』と言うアーティストさんは多いし、私たちにはあまりない部分だから純粋にすごいと思う。日向坂さんは全員でジャンプしているアーティスト写真が好き。みんなで手をつないで、みんなで笑っているというイメージがあるから、ぴったりですよね」。日向坂46齊藤京子(21)については「声が低い人。舞台見たので覚えてますよ」。

11年8月に乃木坂46の1期生オーディションに合格した。「私たちが先輩だという意識はないです。ただ乃木坂の1期生には特に下積みがあるという自負はあります。しばらく名前を覚えてもらえなくて、移動も新幹線ではなく夜行バスの時もありました。最近になって、あの時代があって良かったと思えることが多いです」。偉ぶることはないが先輩としての自負はある。

「坂道ではあるけど、欅坂さんは欅坂さん、日向坂さんは日向坂さんの道を行っている部分もある。もちろん頑張ってほしいし、やっぱり私たち乃木坂は乃木坂だからちゃんとしなきゃいけない。頑張らなきゃと思います。結果的に『何か全体的に坂道いいよね』ってなればいいなと今は思ってます」【横山慧】

(来週につづく)

◆齋藤飛鳥(さいとう・あすか)1998年(平10)8月10日、東京都生まれ。愛称「あしゅ」「あすか」。ファッション誌「sweet」レギュラーモデル。158センチ。血液型O。