日向坂46東村芽依(24)が、今日13日発売のファースト写真集「見つけた」(白夜書房)の見どころを語った。独特の世界観「めいわーるど」をテーマに、地元の奈良や九州などで撮影。17歳でグループに加入し7年目。大人の魅力も身につけつつ、唯一無二の個性も磨かれている。

ファースト写真集「見つけた」について語った東村芽依(撮影・中島郁夫)
ファースト写真集「見つけた」について語った東村芽依(撮影・中島郁夫)

自身初の写真集。「リハーサルの後にスタッフさんから話を聞いて。まさか写真集とは思わず、すごくびっくりしましたし、とてもうれしかったです」と振り返った。待望の初写真集にファンからも「うれしいよ」「おめでとう!」「予約したよ」など喜びのメッセージが相次いだという。

故郷の奈良や九州などでロケを行った。「やっぱり地元に行きたいなと思いました。奈良公園で鹿と一緒に撮影しようとしたら、鹿が暴れて、服を食べられちゃって大変でした」と振り返った。長崎では、ずっと行ってみたかったという巨大ないちご形のバス停を訪れた。「絶対行きたいとお願いしました。いちご大好きなんです。食べるのも、見た目も。かわいいのが好きです」と笑った。

水着やランジェリーショットにも初挑戦した。「もう、ずっと隠してました」と告白。「普段から、家族にも絶対見られたくないくらいなので。メンバーにも着替える時、見せないですし。結構そういうタイプなので…」と明かし、「その分貴重というか、頑張った…? ということだと思います」と照れ笑いした。

その一方、撮影前に特別なトレーニングはしなかったという。もともとTBS系「SASUKE」に出演するなど、グループ随一の身体能力を持つ。「ジムも行こうかなと思ったんですけど、結局行かず。食べないと力が出なくなってしまうタイプなので、特に食事制限もしませんでした」とマイペースに明かした。

衣装や髪形にもこだわった。特に髪は撮影中にもカットするなど、奈良、九州、東京とそれぞれ違うヘアスタイルを披露。「ちょっと切りたいなと思って、どうせ切るなら写真集の時にしようと思いました」と説明。お姫さまルックなど、随所にかわいらしい世界観が見られる1冊だ。

ファースト写真集「見つけた」が発売された東村芽依(撮影・中島郁夫)
ファースト写真集「見つけた」が発売された東村芽依(撮影・中島郁夫)

16年5月、けやき坂46(ひらがなけやき=現日向坂46)に一期生として加入。加入7年目に入り、「楽屋とかで、あまりはしゃがなくなりました。大人になったってことなんですかね…?」と明かした。以前は同期の佐々木久美(26)と楽屋で叫び合う様子が公開され話題となったが、「今は絶対しません。ちゃんとお仕事のために体力を温存しておきます」と笑った。

10日からは日向坂46の全国ツアーもスタート。「ツアータイトルが『Happy Smile』なので、私たちもハッピースマイルでいたいですし、皆さんにもハッピースマイルになってもらいたいです」と意気込んだ。兵庫公演を行う今月17、18日は、大阪・梅田などでも写真集のパネル展を開催中(26日まで)だ。

「今までの皆さんが知っているような私以外にも、いろんな私が載ってるので。見つけてほしいです。タイトルが『見つけた』なので…(笑い)」。おっとりした奥ゆかしいアピールと、写真集で見せるさまざまな表情。唯一無二のギャップで魅了する。【横山慧】

◆東村芽依(ひがしむら・めい)1998年(平10)8月23日、奈良県生まれ。4つ上と2つ上に姉がいる。高い運動能力を生かしてTBS系「炎の体育会TV」やフジテレビ系「逃走中」にも出演。154・1センチ。血液型O。