櫻坂46の三期生、的野美青(18)が、明日25日発売のシングル「Make or Break」で初センターを務める。
パフォーマンスで見せる鋭い表情と、ふんわりとした等身大なキャラクターの“かっこかわいい”二面性が魅力。兄やメンバーからの言葉を胸に、覚悟を決めた新センターが躍動する。【玉利朱音】
■最新シングル発売 MVずぶぬれシーン注目
クールな美貌とハスキーボイス、高い表現力が持ち味。23年1月、当時グループ最年少の16歳で加入してから約2年半。初の表題曲センターに抜てきされ「発表された時は理解が追いついていないような感じでした」と回想した。
制作が進むにつれ「レッスンでも前にメンバーがいなかったり、1人での撮影などの時間も多くなって、怖さや不安が押し寄せてきました」。それでも「逃げることだけはしたくないので、今はどんなに不器用でも、未完成でも前に進もうという気持ちです」と笑顔。センターの重みと真っすぐに向き合っている。
同シングルの選抜発表後は、仲良しだという8歳上の兄から祝福の連絡があった。「『堂々と、謙虚な姿勢を心がけようね』って言われました(笑い)。面白いなって思いましたし、そうだなとも思いました」とうなずいた。
ミュージックビデオ(MV)終盤にはずぶぬれになって踊るシーンも。「ラストサビはみんなの怪獣のような表情を見ていただきたいです。上から水が降る中で踊ったりして、作っていない表情がそのまま映像に残っているのがすごくいいなと思うんです」。
■大園&田村先輩の助言に「心が軽くなりました」
同シーンの撮影時に先輩の大園玲(25)にかけられた温かい言葉が特に心に残っているという。
「撮影中に心が落ち込んでしまって『私がセンターじゃなくてもいい気がしてきた』みたいに言ったときがあったんです。大園さんが『美青がセンター“じゃなくてもいいかも”と思うってことは、美青がセンターでもいいかもしれないってことだよ』と言ってくださって、すごく心が軽くなりました」と明かした。
さらに「田村保乃さんとかも『この曲のセンターは美青ちゃんしかいない!』と励ましてくださって、皆さんが自然に楽しい空気感を現場で作ってくれました」と感謝。「センターはみんなの思いを背負って初めて意味が出てくる場所だと思うので、メンバー1人1人の思いをちゃんと見せられる楽曲にしていきたいです」と力を込めた。
「Make or Break」という言葉には「運命を左右する」という意味がある。これまでの人生の岐路を聞くと、すぐに「櫻坂46のオーディションに合格したときと、8枚目シングルで初めて選抜に選んでいただいたときだと思います」と答えた。
■現状維持は嫌 進化したところを見せていきたい
もしオーディションを受けていなかったら? 「当時高校1年生で進路も決まっていなかったですが、けっこう人生を頑張っていたので、そっち(の未来)でもきっと幸せでいてくれてるかなと思います」とにっこり。さらに、初選抜時を振り返り「(選抜に)入ってよかったと思ってもらえるくらいのパフォーマンスをしようと強く思ったときでした」と語った。
4月に始まった全国ツアーも残すは東京ドーム3公演と初の京セラドーム2公演。新曲も発売し、ますますギアを上げていく。
「現状維持は嫌だなと思うので、進化したところを見せていきたいです。四期生も加入して層が厚くなってきているので、それぞれの個性や光るものをより見せていける公演にしたいと思います!」と熱く意気込んだ。
堂々と、かつ謙虚に。期待の新センターが、櫻坂46をさらなる高みへ導く。
◆的野美青(まとの・みお)2006年(平18)11月8日、福岡県生まれ。22年に行われた櫻坂46の三期生オーディションに合格し、23年1月加入。ファンとの交流イベントでは「(趣味の)レゴブロックや好きなアイドルについて語り合えたらうれしいです」。167センチ。血液型AB。








