名実共にありの黒人男優四天王といえば、ウィル・スミス(46)、デンゼル・ワシントン(60)、エディ・マーフィー(54)、サミュエル・L・ジャクソン(66)だろう(モーガン・フリーマンは殿堂入り)。今回は彼らに続くであろう、近年活躍が目覚ましい新世代の黒人男優四天王をご紹介!

 <チャドウィック・ボーズマン(38)・変幻自在の知性派イケメン!>

 アメリカ、サウス・キャロライナ州生まれ。ハワード大学を卒業後イギリスのオックスフォードにあるブリティッシュ・アメリカン・ドラマ・アカデミーで学び、脚本執筆、監督、俳優業を始める。舞台俳優として活躍した後に映画界へ。「42 ~世界を変えた男~」のジャッキー・ロビンソン役で一躍注目され、「ジェームス・ブラウン~最高の魂を持つ男~」(5月30日日本公開)ではJBの高度なダンス、独特のしゃべり方やしぐさまで完璧に演じプロデューサーのミック・ジャガーも納得の演技力の高さを見せつけた。待機作はあのマーベル作品!「キャプテン・アメリカ/シビル・ウォー」「ブラックパンサー(原題)」でマーベル初の黒人ヒーロー、ブラックパンサー役を射止め大ブレイク間違いなしの大型俳優だ。

 <デヴィッド・オイェロウォ(39)・遅咲きのベビーフェイス!>

 イギリス出身のオイェロウォは「猿の惑星: 創世記」「リンカーン」と着々とキャリアを積み上げながら「大統領の執事の涙」(13年)でフォレスト・ウィテカーの息子役を演じてハリウッド映画祭スポットライト賞を受賞。なんと36歳時に18歳の役を演じていて全く違和感がなかったほどのベビーフェイス。「グローリー/明日への行進」(6月19日公開)にてマーティン・ルーサー・キング牧師役に大抜てきするれゴールデングローブ賞主演男優賞他にノミネートされた。待機作にオスカーで助演女優賞を受賞したルピータ・ニョンゴとの共演作「Queen of Katwe」などがある。

 <キウェテル・イジョホー(37)・オスカーに最も近い超演技派!>

 イギリス出身。ロンドンの演劇界で活躍しローレンス・オリヴィエ賞などを受賞した実力派。オスカー作品賞を受賞した「それでも夜は明ける」(13年)で主演を務めオスカー主演男優賞ノミネート他多くの賞を受賞した。映画界へ進出した今も舞台活動を続けている。待機作には、ケイト・ウィンスレット、ノーマン・リーダスら共演の「トリプル9」やリドリー・スコット監督、マット・デイモン主演の「The Martian(原題)」があり、そしてベネディクト・カンバーバッチ主演の「Doctor Strange(原題)」への出演がうわさされている。

 <オマール・シー(37)・フランス出身のポストエディ・マーフィー>

 フランス出身。日本でも大ヒットした「最強のふたり」(11年)でハリウッドでも注目され「X-MEN: フューチャー&パスト」でミュータント・ビショップ役に抜てき。待機作は待望の続編「ジュラシック・ワールド」、そしてトム・ハンクスが「ダ・ヴィンチコード」「天使と悪魔」に続き、再びラングトン教授を演じるシリーズ第3弾「インフェルノ(原題)」と話題作に出演。元コメディアンで笑顔がエディ・マーフィー似と言われているだけにポスト・エディとしての活躍に期待だ。

【ハリウッドニュース編集部】