モーニング娘。’15ら、ハロー!プロジェクトのメンバーとも交流があり、4日未明、電車にはねられて亡くなったポップカルチャー研究家桜井孝昌さん(享年49)の葬儀・告別式が9日、都内の斎場でしめやかに執り行われた。

 ハロプロ関係者や出版・音楽関係者ら約100人が参列。桜井さんが掲載されていた新聞記事などが飾られた。

 警視庁荒川署によると、4日午前0時半ごろ、東京都荒川区のJR西日暮里駅で、京浜東北線のホームにいた桜井さんが転落し、進入してきた電車にはねられ間もなく死亡した。

 桜井さんは10年から、ハロプロの海外イベントをプロデュースしたり、昨年3月発売のアンジュルム和田彩花の著書「乙女の絵画案内」(PHP新書)を手掛けたりしていた。

 和田はこの日、ブログを更新。前日8日に都内で行われた桜井さんの通夜に弔問に訪れていたことを明かし、「お別れなんて、本当に寂しいです。桜井さんに会いたいです。いっぱい、話すことあります」と訴えた。その上で、「だけど、これまで桜井さんにたくさん助けていただいた分、それ以上の恩返し、そして、桜井さんが『あやちょー!やったね!!』って言ってくれるように、私は、1人でもがんばっていこう!って思います。1人って思ってしまうけど、いつも、近くで笑っててくれてるような気がします」とつづり、「桜井さん、私が海外の美術館にいけるようになったときは、一緒についてきてくださいねっ!」と締めくくった。