米セレブタレントのパリス・ヒルトン(34)がファッション誌で披露した“半裸”衣装姿が、ネット上でマンガ「おぼっちゃまくん」の登場キャラクター、びんぼっちゃまくんだと話題になっていたことを受け、同マンガの作者である小林よしのり氏(62)がコメントした。

 ヒルトンはファッション誌「ペーパー」で、体の後ろがすべて開いているユニークなジャンプスーツを着用し、お尻を披露。この大胆な姿は、日本のネット上では「びんぼっちゃまくん」だと話題になった。

 びんぼっちゃまくんとは、落ちぶれてしまった元上流階級というキャラクターの男の子。落ちぶれてはいるがプライドは高く、そのため前半分だけ高級なスーツを着用。しかし後ろから見るとお尻丸出しの半裸、という姿だ。

 話題になっていることを知った小林氏は10日に更新したブログで、「どんな衣装かと思ってネットで見たら、確かにわしがデザインした『びんぼっちゃまくん』のナイスなファッションだった」と、太鼓判(!?)を押した。

 また、「おぼっちゃまくん」の実写化が出来ないのは、びんぼっちゃまが原因だという小林氏。しかし今回のヒルトンを見て、「『びんぼっちゃまくん』だけ大人の女が演じれば、実写化できるということがわかった」と、キャラ設定の変更も視野に入れ、「誰か実写化してくれ」と呼びかけた。