お笑いタレントのふかわりょう(41)が、番組で長年タッグを組んできたフリーアナウンサーの内藤聡子(41)への思いを明かした。

 内藤アナは2010年から6年間にわたってアシスタントを務めたTOKYO MX「5時に夢中!」を3月31日の放送をもって卒業した。同日の放送は「内藤聡子卒業SP」として、同じ日に営業休止となった東京・新宿のスタジオアルタから生放送された。

 同番組でMCをつとめるふかわは5日に更新したブログで、「MCとアシスタントというのはある意味、野球のバッテリーのような関係」「もしも僕が指揮者であるなら、彼女はコンサート・マスター(ミストレス)」と2人の関係を表現。ファンからは「相思相愛」とうわさされ、結婚を期待する声も少なからずあがっていた2人だったが、ふかわは「彼女が素晴らしいコンサート・ミストレスであったことはいうまでもありません。僕が今日まで最低限のストレスで続けてこられたのも、彼女のおかげでしょう」「プライベートは別としても、仕事上の相性は、申し分のないものでした」と、内藤アナは最良のタッグパートナーだったとつづった。

 また、ふかわは惜しまれつつ卒業した内藤アナについて、「アラフォーであるにもかかわらず、ちやほやされていた過去の栄光を捨てきれないものの、それが嫌みにならないところがまたいいのでしょう。どちらかといえば美人になるのでしょうが、にもかかわらず幸福の列車に乗り遅れている雰囲気、かたくなに次の列車を待っている決して妥協しないスタンスが視聴者に心地よい音色を与えていました」と分析した。

 そして同番組の新アシスタントとして、日本テレビの元アナウンサーでタレントの上田まりえ(29)が就任したが、ふかわは「あらたなハーモニー。そこに寂しさや違和感が生じるのは仕方のないことで、最初は風当たりも強いかもしれません」と案じつつ、「これまでと違う音色がお茶の間に受け入れられるようにすることも、僕の役割だと思っています。2016年、春。卒業もあれば入学もあります。僕は指揮者として、すてきな音色をみなさんに届けたいと思います」と意気込みをつづった。