お笑い芸人のふかわりょう(41)が、タレント岡本夏生(50)と共演したイベントをめぐる一連の騒動についてあらためて謝罪するとともに、岡本の暴走によって「戦場」と化したというイベントを振り返った。

 2人は11日~13日の3日間にわたって東京・北沢タウンホールでトークイベント「ふかわと夏生のガチンコ・スプリング『ガチハル!』」を開催したが、岡本は11日開催直前まで連絡が取れず、一時はドタキャンも危ぶまれた。

 結局、岡本はギリギリになって会場に到着し、イベントは予定通り開催されたが、ふかわはイベント終了後に更新したブログで、来場した観客やスタッフに迷惑を掛けたことを謝罪し、残る2日間について岡本の出演は取りやめになったと伝えた。

 ふかわは自身がMCを務めるTOKYO MX「5時に夢中!」でこの騒動に触れ、「お騒がせしまして本当に申し訳ございませんでした」と謝罪した。

 当日まで連絡が取れなかった岡本に対し、思うところはありつつも「なんだかんだ、生きていて良かった」と安堵(あんど)の思いから、ふかわは岡本を受け入れ、イベントは和やかに始まったという。しかし和やかだったのは最初の10分だけで、「あとの2時間は戦場でした」と苦笑いを浮かべながら語った。

 観客の中にはその異様な雰囲気に耐えられず、途中退出する人もいたという。また、シークレットゲストとして伝統文化評論家の岩下尚史氏を招いていたが、ふかわは「この戦場にお呼びするわけにはいかないということで、お引き取りいただきました」と出演させなかったとして岩下氏に謝罪した。

 岩下氏は、イベントの様子を舞台袖で見ていたとのことで、「私も若い頃からいろんなものを見てきましたけど、あんな舞台は初めて。保健所に電話しようかと思いました」と笑いながら話した。