俳優の哀川翔(55)が、ネット上で話題の武勇伝について語った。

 哀川は15日放送のTOKYO MX「5時に夢中!」に生出演。ネットに書き込まれている「小学生時代に20人に囲まれたが撃退した」「50人の暴走族に1人で立ち向かった」などといった“哀川翔伝説”について、いずれも事実だと話した。

 小学校のエピソードについては、当時威張っていた哀川の周りを同じ小学生の生徒たち約20人が囲んでケンカになったという。「さすがに20人もいたらヤラれると思って」と哀川少年は俊足をいかしてグラウンドの周りを走りだし、後からついてくる生徒がバラけたところでひとりずつ打ちのめしたと明かした。

 暴走族のエピソードは、大人になってからのこと。ヤンチャだった哀川は当時よく遊んでいた有名アイドルと一緒にいたところ、いきなり暴走族が車で「攻め込んできた」のだという。「なぜか知らないけど。あまりにもうるさいから」と、反撃に向かった哀川だが、アイドルの友人にはトラブルを避けるため「車に隠れてろ」と残し、1人で暴走族に対し「『あんまりヤバイ運転しちゃダメだよ』って注意したの」と明かした。

 また、暴走族については別のエピソードも披露。特に知り合いはいないという哀川だが、ある時ライブ後に打ち上げ会場に向かおうとした際、そこへ暴走族が通りかかったため、手を広げて制止させたという。「次に行く店まで乗せてくれない?っていったら『はい、わかりました』って乗せてくれてね」と、破天荒すぎるエピソードに、司会のふかわりょうも「どんなシステムなんですか!?」と驚くしかなかった。