歌舞伎俳優・市川海老蔵(39)が26日午後のブログで、妻小林麻央さん(34)が22日に乳がんで亡くなった後も食欲が落ちないこと、それは生前、大食漢だった麻央さんの「代わりに私がたべてる? なんて思っちゃったりしてます」と亡き妻への深い思いをつづった。

 海老蔵はこの日、麻央さんの旅立ちを送る全ての行事が終わったと報告後、帰宅し、食事を食べたとブログで報告し、その中で、食欲が落ちない自身と生前の麻央さんを重ねた。

 「食欲…実はまおは大食漢でした。まおが旅立ってから私の食欲は止まる事がなぜかない、、多分、多分 多分の多分の多分ですが、まおが食べたくて食べたくてしかなかったのかなー、だから代わりに私がたべてる? なんて思っちゃったりしてます」

 麻央さんは生前のブログで、食事に関してつづることも少なくなかった。最後の更新となった20日のブログでは「ここ数日、絞ったオレンジジュースを毎朝飲んでいます。正確には、自分では絞る力がないので、母が起きてきて、絞ってくれるのを心待ちにしています。今、口内炎の痛さより、オレンジの甘酸っぱさが勝る最高な美味しさ!」とつづった。4月に短期入院した際には、海老蔵が自宅で作ってきた野菜スープのこと、5月29日に帰宅し、在宅医療に入ってからは、がんが転移したアゴの痛みと闘いながらも、トマトゼリーや豆腐バーグなどを食べたと報告していた。

 海老蔵は「常に麻央の事しか頭にないので明日から稽古ですが、、、、、、、夕刻から気合い入れなくては…」(コメントは原文のまま)と、気持ちを新たにブログを締めくくった。