東海地区を中心に活動する5人組イケメンアイドルグループ「マジプリ」ことMAG!C☆PRINCEが8日、Zepp Tokyoで初の東京ワンマンライブを開催した。ファン2000人を前に「UPDATE」など18曲を披露した。

 マジプリは15年3月、愛知・岐阜・三重3県のイケメンを募集した企画「NAGOYAボーイズ(仮)オーディション」から誕生。2020人の中から大城、西岡健吾、永田薫、阿部周平、平野泰新の5人が選ばれて結成された。リーダー平野泰新(22)がTBS系スポーツバラエティー「最強スポーツ男子」の巨大跳び箱「モンスターボックス」で世界記録23段を達成、西岡健吾(19)が日本テレビ系「PON!」のお天気キャスターを務めるなど東海地区を飛び出し、活動の場を全国区に広げている。

 5月に結成されたマジプリの弟分で九州を拠点に活動する4人組アイドルグループ、九星隊(ナインスターズ=ナイスタ)もゲスト出演。東京初登場となったナイスタと「Hello Hello」で共演した。この日のチケット売り上げとグッズ売り上げの一部は、九州豪雨の被災者に義援金として送られる。ナイスタの山口託矢(20)が「九州は大変なことになっているので、会場のパワーを九州に持って帰りたい」と話すと、平野は「弟分グループが活動しているので人ごとでない。(義援金を送ることが)今の僕たちにできる最大限のこと」と語った。

 この日は新曲「Dreamland」を初披露。10月18日に「YUME no MELODY」との両A面シングルとして発売することが発表された。また、平野は最後にファンに向け「僕たちが頑張っている姿をみて、みなさんが生きるための糧になれるように頑張っていきたいです」と、あいさつするとファンから大きな拍手が送られた。