米歌手アッシャー(38)が、性病をうつしたと主張するスタイリストの女性に110万ドル(約1億2650万円)の和解金を支払っていたことが明らかになった。

 女性はアッシャーが性病を持っていることを隠し、避妊具を使わずに性行為を行った結果、性器ヘルペスをうつされたと主張し、2012年に治療費として2754ドルを受け取り、その後和解したと米ピープル誌などが報じた。オンライン情報サイト「レーダー・オンライン」が入手した文章によると、アッシャーは2009年から10年頃にかけて性器ヘルペスを発症していたという。

 女性は発熱や悪寒、頭痛、膣炎に苦しんだ後、ヘルペスであると診断されたという。完治しないと宣告され、精神的ストレスによってひどいうつ状態になったと語っている。一方、アッシャーの元妻は、「私の健康は良好」とインスタグラムでコメントし、本件とは無関係だと語っている。(ロサンゼルス=千歳香奈子)