日本テレビ系連続ドラマ、高畑充希(25)主演の「過保護のカホコ」(水曜午後10時)の6日第9話の平均視聴率が9・9%(関東地区)だったことが7日、ビデオリサーチの調べでわかった。「グラチャンバレー2017 女子 日本-ロシア」が延長したため、45分遅れの午後10時45分スタートとなった。その影響か、初回から第8話まで2ケタをキープしていたが、初の2ケタ割れとなった。

 民放連続ドラマ初主演となる高畑と脚本家の遊川和彦氏がタッグを組んだ本作。過保護に育てられた女子大生が、社会に出て、自分の中に眠っていた本当の力を目覚めさせてゆき、家族の問題を解決していくホームドラマだ。主題歌を星野源が担当している。

 第9話は、初代(三田佳子)が意識を失い、親戚中が病院に駆けつける。初代の余命が短いことを受け入れられない泉(黒木瞳)は、治療法を巡って再び姉妹喧嘩を始めてしまう。焦燥しきった泉は、家族の絆を修復しようとするカホコ(高畑充希)に思わず冷たい言葉をかけてしまう。大好きだった家族を誰も救うことができず無力感を感じるカホコだったが、あるとんでもないアイデアが浮かぶ。それはカホコの将来を左右するひらめきだった、という内容だった。