モデルで女優の山本美月(25)が、フジテレビ系で10月12日にスタートする連続ドラマ「刑事ゆがみ」(木曜午後10時、初回15分拡大)で敏腕ハッカーを演じる。25日、同局から発表された。

 山本は、主演の浅野忠信(43)とは初共演。「まさか浅野さんと共演させていただけるなんて思っていなかったので、とてもうれしいですし、一緒にお芝居させていただくのが楽しみで仕方ないです。浅野さんに身を委ねてしっかり演じていきたいです」と喜びを口にした。神木隆之介(24)とは、12年の映画「桐島、部活やめるってよ」(吉田大八監督)以来、約5年ぶりの共演。

 山本が演じる中性的な敏腕ハッカーのヒズミこと氷川和美(ひかわ・かずみ)は、豊富なサイバー知識を生かしたリサーチ能力などで、浅野が演じる「犯罪者の心を読める天才偏屈刑事」弓神適当の捜査をサポートする役どころ。神木演じる「正義感強い真面目刑事」・羽生虎夫が弓神の“表のバディ”なら、警察組織に属せず弓神の独自調査に同行するヒズミは“裏のバディ”ともいえる存在。過去に巻き込まれた大きな事件により声を失っており、実は弓神と深い因縁がある。

 山本はこれまで、明るくさわやかな役のイメージが多かったが、その印象を覆す新しい一面を垣間見ることができそうだ。山本は「ハッカーということなのですが、機械関係はとても苦手なので、得意な妹に教わろうかと思っています。今までスカートをはく女の子らしい役ばかりだったので、今回の衣装はとても新鮮です。ぶっきらぼうだけど、どこか愛されるキャラクターにしていきたい。初挑戦の役柄なので、新しいイメージで皆さんを驚かせることできたらうれしいです」とコメントした。