女優葵わかな(19)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「わろてんか」(午前8時)の10日放送第8話の平均視聴率が19・7%(関東地区)だったことが11日、ビデオリサーチの調べで分かった。連休中の9日第7話は17・7%と苦戦したが回復した。これまでの最高は第3話の22・3%。

 同ドラマは明治から昭和初期の大阪を舞台に、笑いをビジネスにしたヒロイン藤岡てんの活躍を描く。吉本興業創業者の吉本せいがモデル。

 葵は、3度目の挑戦となったオーディションで、応募2378人からヒロインに選出。12~14年までアイドルユニット「乙女新党」のメンバーだった。

 あらすじは、縁談の話が持ち上がり、藤吉(松坂桃李)からの手紙を処分しようとする風太(浜田岳)と大げんかするてん(葵わかな)。てんは一層、藤吉への気持ちを強くする。一方、次の巡業が京都に決まり、てんとの再会を楽しみにする藤吉。そんな中、藤岡屋の薬品倉庫が全焼する事態が発生する、という内容だった。