女優の杉田かおる(52)が、芸能活動をセーブして病気療養中の母親を介護している現在の生活について語った。

 杉田は10日にブログで「心身ともに限界です」と介護疲れを明かし、ファンから心配されていた。23日放送のフジテレビ系「バイキング」にVTR出演し、4年前から介護生活を送っていることを明かした。

 当初は仕事を続けながら介護していたが、その負担から「めまいがしたり、血圧が上がってちゃったりとか、過労で倒れることがあった」という。今春、再び倒れたことをきっかけに「仕事を断ったらいけないと思っていたんですけど、勇気をもって仕事を断ろう。仕事したい気持ちを捨てて介護に集中しよう」と思い至ったことを明かした。

 13年に結婚した夫のサポートもあり、「主人に出会わなかったら母をこれだけ支えられなかった。やはり私1人じゃ無理。家族としてとても良い形になった。親子の絆とか家族の絆って、お金に替えられない大事な物なんで、そういう時間と空間を作れるのはすごいぜいたく」と前向きに語った。