9月にジャニーズ事務所から独立した元SMAP香取慎吾(40)が、今月28日にオープンする高級ブランド、カルティエの東京・六本木ヒルズ店の期間限定ギャラリーでアート作品を発表することが23日、分かった。アーティストとしての活動も本格化しそうだ。同ブランドの時計「タンク」の誕生100周年を記念した展示会で、香取が同時計からインスピレーションを受け制作した2作品が展示される。作品の種類は現時点で具体的には不明だが、詳細は26日に発表される。 関係者によると9月中旬にカルティエ側から香取に打診し快諾された。「(香取の)ダイナミックでポップな作風が今回の企画のコンセプトにふさわしかった」のが依頼理由という。カルティエ・ジャパン社長のヴェロニカ・プラット=ヴァン=ティール氏は「次の100年に向けた新たな1歩をご一緒できることを心よりうれしく思います」とコメントした。展示会は28日から11月26日まで開催。

 香取はSMAP時代からイラストや絵画などの制作が得意で、今月13日には都内の企画展に絵画2作品を出展。15年には、都内のパラリンピックサポートセンター新オフィスに約16平方メートルの巨大壁画を寄贈した。