フジテレビ系「月9」枠の連続ドラマ「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~」(月曜午後9時)の30日第2話の平均視聴率が7・1%(関東地区)だったことが31日、ビデオリサーチの調べでわかった。初回は9・0%で、厳しいスタートとなった。

 ここ数年、苦戦が続いていた同局の看板ドラマ枠「月9」だが、前クールの「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON」は、平均視聴率14・8%の高視聴率を記録。その勢いを本作でも持続できるか、月9の完全復活の行方が注目される。

 主演の篠原涼子(43)演じる平凡な主婦が、家計を助けるため高額報酬を目的に、ママさん議員になるべく市議会議員選挙に立候補し、悪戦苦闘する物語だ。

 第2話は、晴れて、あおば市議会議員となった佐藤智子(篠原涼子)は初登庁。初参加となった本会議で智子は、居眠りをしているベテラン市議、前田(大澄賢也)を発見。前田の頭を叩いて起きるようにと一喝する。すると、議会後、小出未亜(前田敦子)、岡本遼(千葉雄大)らに、一大勢力の犬崎派幹部の前田を叩いたことを非難される。智子は反論するが、権力を持つ犬崎(古田新太)から、次の議会で前田に謝罪して自分の会派に入れと告げられる、という内容だった。