吉本新喜劇座長の小籔千豊(44)が3日、音楽と笑いを融合させた「コヤブソニック」を3年ぶりに復活させ、インテックス大阪で初日を迎えた。

 過去には、小泉今日子や小林幸子ら大物歌手も出演した同フェスだが、14年を最後に停止していた。今回、3年ぶりの復活にあたり、小籔は、来秋の引退を表明した歌手安室奈美恵の招請を検討すると公言していたが、これについては「オファー、しませんでした」と明かした。

 小籔は10月1日に、オリックス戦の始球式後の取材で、安室への果敢なオファーを約束していたものの「一晩寝て、よう考えたら、今まで何の縁もなかったのに、引退します言うた瞬間にお願いしても、出てくれるわけないやろ」と思いとどまったという。

 小籔によると、かつてイベントのMCを務めた際、スタッフからの指示で、安室が来場していることを告知するよう言われ、「安室奈美恵さんが来てます」とアナウンス。すると「僕が言うた瞬間に帰ってしまったらしく、面識もないままに嫌われて、そのまま」になっていた事情もあった。

 今回、ゲストに呼び、誤解を解こうと考えたものの、さらに嫌われる恐れがあることから、自重にいたったようだ。

 この日は、若いカップルや家族連れらが多数、会場に集まり、カジヒデキ、スチャダラパー、EGO-WRAPPIN’ら、多くのアーティストに加え、ジャルジャル、かまいたち、千鳥、中川家らお笑いコンビ、吉本新喜劇も出演。8200人が集まり、フェスを盛り上げた。

 終盤には、スチャダラパーと、ダイアンが共演。ダイアンは、「オールザッツ漫才」で披露したネタのキャラで登場し、西沢裕介(40)は「太秦の俳優 岸大介」に、津田篤宏(41)は「すずきまさゆき」にふんした。スチャダラパーのBOSE(47)は当初、このキャラを知らなかったそうだが「小籔さんから教えられた動画を見て、はまった」と言い、セッションに大喜びだった。

 ただし、ネタの中で、小沢健二が歌ってヒットした「今夜はブギーバック」を演奏し、「小沢健二さんです」と紹介した後、津田が登場する場面で、緊張のあまり、津田の声が小さすぎたことには、BOSEがダメ出し。「だいたい、芸人さんとからむと、みんな『声でかっ!』って思うのに、今日は『ちっちゃ!』と思った」と、津田をいじっていた。