ジャーナリストの木村太郎氏(79)が、横綱日馬富士の暴行問題をめぐる日本相撲協会の対応を批判し、貴乃花親方に同情した。

 1日放送のフジテレビ系「直撃LIVE グッディ!」は、前日に行われた日本相撲協会の理事会について取り上げた。貴乃花親方は暴行を受けた貴ノ岩に対する聴取を拒否しているが、今回の理事会でも、警察の捜査が終わった段階では協力するとの意向を示し、これまでの姿勢を曲げなかった。

 こうした貴乃花親方の姿勢に木村氏は「昨日までは少し頑固すぎるなと思っていた」というが、理事会後に危機管理委員会が行った中間報告を受け「それもやむを得ないなと思い直した」という。その理由は「加害者側の言い分ばっかり言ったこと」と「白鵬に対する取り扱い」だとし、「こんなに甘い取り扱いをして、理事会ができるんだろうか。そういう理事会に対する貴乃花親方の不信感というのはわかる」とした。