嵐の櫻井翔(35)が日本テレビ系平昌(ピョンチャン)冬季五輪番組のスペシャルキャスターに決まったことが10日、分かった。

 10年のバンクーバー、14年のソチに続き冬季は3大会連続、08年北京、12年ロンドン、16年リオの夏季を含めると6大会連続で五輪キャスターを務める。

 同局が放送するのは、来年2月20日のショートトラック女子3000メートルリレー決勝、21日のスピードスケート女子団体・男子団体パシュート決勝をはじめフィギュアスケートなど。櫻井はこれまでも現地へ行き、競技の様子や選手を直接取材してきた。今回は序盤の「フィギュアスケート」から、メダルラッシュが期待される後半の「ショートトラック」「スピードスケート」まで過去最大規模での現地取材を予定しているという。櫻井は「例年以上に現地に長くいられそうなので、選手の熱気だけではなく、大会そのものの熱気、盛り上がりもお伝えできたら」と語っている。

 また、注目の選手としてスピードスケートの高木美帆・高木菜那姉妹、小平奈緒を挙げ「出演させていただいている『NEWS ZERO』で毎週のようにスピードスケートの話題になっていて、楽しみで仕方がないです」。さらに、ファンだというスノーボードの鬼塚雅の名を出した。

 櫻井は「スポーツは究極のドキュメンタリーだと思うんです。4年、8年、選手によっては16年をその瞬間、1日に爆発させる。その熱気というのを現地から生々しくお伝えできればと思います」と意気込んだ。