欅坂46の関連グループ「けやき坂46(ひらがなけやき)」が13日、千葉・幕張メッセで全国ツアーを締めくくった。8月に加入した2期生がファンの前に初登場した。アンコールで、リハーサル中に左手首を骨折して公演を欠席した柿崎芽実(16)が登場した。

 メンバーに呼び込まれると、左腕をつるした柿崎がステージに登場した。「手を骨折してしまって、昨日と今日の公演をお休みすることになってしまって。でも私はすごく元気なので、心配しないでください」と呼びかけた。

 公演中は、舞台裏で、モニターに映るメンバーの姿をずっと見ていたという。「すごく悔しい気持ちもあったんですけど、みんながライブしている姿を見ていたら、そんなことを忘れてしまうくらいで。みんなから勇気をもらいました」と話し、涙した。「ここで11人全員で立てていることが本当に幸せです。今度は元気な状態で、また皆さんの前でライブをするので、待っていてください!」と宣言。7000人から大歓声を浴びた。

 柿崎のあいさつを受けて、佐々木久美(21)は「芽実は裏で目が合うと、笑いかけてくれたりして、本当に心強かったし、みんなでひらがなけやきなんだな、って思いました」と涙した。