欅坂46と総合司会の内村光良(53)とのコラボレーションパフォーマンス終盤で、メンバーの鈴本美愉(20)が後ろに倒れそうになり、渡辺梨加(22)に支えられた。歌唱後、平手友梨奈(16)もステージに崩れ落ち、志田愛佳(19)も倒れ込んだ。3人はそのままメンバーに抱えられながら退場して、舞台裏に運ばれた。

 NHKや関係者によると、鈴本、平手、志田の3人は過呼吸のような状態になったという。その後待機していた看護師の診察を受け、体調は回復に向かったという。救急搬送はされておらず、楽屋で待機させているという。

 コラボの約20分前、欅坂46はメンバー20人で「不協和音」を披露した。サビの前でセンター平手友梨奈(16)が「僕は嫌だ!」と叫ぶと呼応するようにメンバーたちがキレのあるダンスを見せたばかりだった。

 欅坂46ファンを公言する内村の希望でコラボが実現し、欅坂46が再登場する演出だった。パフォーマンス中、苦しそうに肩で息をする平手に、内村が隣から「大丈夫?」と声をかけて、平手が「はい」とうなずいていた。