TBS系ドキュメントバラエティー番組にうそのストーカー話を作り上げて出演し、番組制作を妨害したとして、福岡県警八幡西署は24日までに、偽計業務妨害の疑いで県内の探偵事務所代表の30代男性ら男女3人を福岡地検小倉支部に書類送検した。送検は19日付。

 捜査関係者によると、事務所代表の男性は昨年10月に放送された「怒りの追跡バスターズ」に、女性の依頼に基づきストーカーの男を突き止める役で出演した。

 しかし実際には代表の男性が考えた作り話に基づき、他の2人が被害者とストーカーを演じていたことが判明。制作側はこの部分を放送したが、番組に3人のうそを追及する内容を追加するなど当初予定していた企画の変更を余儀なくされたという。

 TBSが署に相談し、被害届を提出していた。