鈴木亮平主演のNHK大河ドラマ「西郷どん」(日曜午後8時)28日放送の第4話の平均視聴率が14・8%(関東地区)だったことが29日、ビデオリサーチの調べで分かった。第3話の14・2%を上回った。最高は初回、第2話の15・4%。

 主演の鈴木亮平(33)が「大河を背負う覚悟をしっかり持ち、西郷さんに負けないように西郷隆盛という大きな男に相撲を挑む覚悟」と語った作品。中園氏は「原作に師弟愛、男女の愛、ボーイズラブまでラブストーリーがちりばめられています」と、大河史上初のボーイズラブを描く可能性を示している。

 第4話は、斉彬(渡辺謙)を藩主に担ごうとする人を、斉彬の父斉興(鹿賀丈史)が一気に粛清する「お由羅騒動」が起こる。吉之助(鈴木亮平)の師匠赤山(沢村一樹)には切腹の命が下りる。さらに大久保家にもおよび、正助(瑛太)は謹慎処分、父の次右衛門(平田満)は島流しの処罰を受ける。怒りを抑えきれない吉之助は書状を出し、斉彬も戦うことを決心。斉彬は斉興とのロシアンルーレットに勝ち、新しい薩摩藩主になった、という内容だった。