お笑いコンビ浅草キッドの水道橋博士(55)が17日、都内で映画「15時17分、パリ行き」(クリント・イーストウッド監督、3月1日公開)の公開を記念した「イーストウッド監督過去作上映イベント」に出席した。

 15年8月にパリ行きの特急列車内で発生した、無差別テロ事件を題材にした作品。実際に犯人に立ち向かった若者が、本人役で主演することが話題を呼んでいる。

 イーストウッド監督の大ファンである水道橋博士は、作品について「登場人物が本人。これは映画なのか、ドキュメンタリーなのか。87歳の最長老監督が最先端なことに挑戦している」と驚いた様子で話した。

 師匠である北野武監督(71)とイーストウッド監督の共通点について聞かれると、「実際の経験を作品に反映させること。それに、人の命を奪うこととは何かをテーマにしている」と分析した。

 イベント中、フィギュアスケート男子の羽生結弦が金メダル獲得したというニュースが飛び込むと、「逆に、この瞬間に見ていないここのお客さんが珍しいですね!」と呼び掛け、笑わせた。