脚本家倉本聡さん(83)が北海道・新富良野プリンスホテル敷地内にプロデュースした理想のレストラン「ル・ゴロワ フラノ」発表会見が14日、都内で行われた。

 倉本さんの「イタリアンが食いたい」という思いを発端に誕生したレストランで、倉本さんは店舗デザイン、店名の命名、メニューの監修も行った。倉本さんの「創」の思想「知恵で生み出す面白さ、愉しさ」に基づき、何度も試作を重ねて、素材を100%生かすメニューを作り上げた。大塚健一シェフはもともとフレンチが専門だったが、倉本さんに「挑戦するのに年齢は関係ない」と言われ、イタリアンに挑んだ。

 オープンは5月28日。倉本さんは「富良野でまったく新しい、ヌーベル・イタリアン・フラノの味が誕生することを期待してます」と話した。