NHK大河ドラマ「西郷どん」(日曜午後8時)で篤姫役を演じている女優北川景子(31)が、13代将軍徳川家定に輿入れする13話「変わらない友」(8日放送)を前に、見どころを語った。

 家定を演じるピース又吉直樹について「又吉さんが家定と聞いた時、すごくうれしくて、これはいいコンビネーションになる、いい夫婦になれるという確信がありました。私と又吉さんの並びってだけで絶対楽しいと思うし、癒やされるシーンとして見ていただけると思います」。

 10年前に放送された大河ドラマ「篤姫」では、宮崎あおいと堺雅人のコンビが演じている。北川は「宮崎あおいさんの時は、たった2年の結婚生活をしっかり描かれていたと思うんですけど、今回は台本上、すごく早く進んで、家定さんが亡くなるシーンもけっこう早く出てきちゃうので、ぎゅっと凝縮された夫婦生活。政略結婚なんだけど、2人の間には愛が通っていた、相思相愛の関係として描かれています」。

 見どころは、出会いのシーンという。「かごを降りた瞬間、真ん前に又吉さんの顔があって、お互いわっと驚くところ。現場でも笑いが起きました。出会いから別れまでの流れが見どころだと思います」と話している。