嵐の櫻井翔(36)が19日、東京・日大桜上水キャンパスで行われた主演映画「ラプラスの魔女」(5月4日公開、三池崇史監督)の特別講義に出席した。

 共演の広瀬すず(19)とともに、同大の文理学部地球科学科と化学科の学生500人の前に登場すると、「うおおおおおお!?」「マジですかあ~!?」などと、教室にどよめきがあがった。「すごいですね~。500人の方が入る教室。きれいなキャンパスで。僕らが入った時、男子学生の『うおおおおおお』に、『広瀬すずだ~』感が満載でした」と笑った。

 劇中で、地球化学の教授を演じている。「学生時代理数系は全くダメだったので、あらためて勉強している皆さん、先生方、尊敬します。せりふも難しかったですね。聞きなじみのない言葉を言うので」と明かした。広瀬も「(地球化学が)嫌いというわけではないんですけど、得意だったなって記憶もないです。他の作品のせりふよりも、覚えるのが大変でした」と話した。

 この日は、同大の加藤央之教授や、竹内真司教授の講義を聞いた。掃除機などを使って小型の竜巻を作る実験を見て、「勉強になるな~」とうなった。「今日の先生の様子を見て、僕も劇中で何回かポケットに手をつっこみながらしゃべればよかった、と思いました。やっときゃよかったな~」と後悔し、笑いを誘った。

 ラストは「今日は何年生がいるんだろう。1年生の人?」と生徒に質問。「僕が大学の時やっていたことって、友達と飲むくらいだったかもしれません。でも、その友達とは今でも会うことがあります。一生の付き合いができるような友達との時間を育むのも大事。後で振り返った時にいい時間になるといいな、とおじさんは思っています!」と爽やかにエールを送った。