食育スペシャリストとして活動する中村詩織が、ギタリスト笛吹利明と、プラネタリウムでの朗読会「母への想い ~星を見上げながら母への想いを綴った朗読と、優しいギターの調べ~」(5月19日、東京都中央区・タイムドーム明石)を開催する。

 鹿児島県出身の中村は、15年に食育スペシャリスト認定を受け、レシピ開発、飲食店プロデュースや、海外、学校での食育セミナー講師などを務めている。「食べることは生きること 笑うことは満たすこと」というテーマで活動の場を広げている。

 一方の笛吹は、15年に長渕剛の富士山10万人オールナイトライブのバンドマスターを務めるなど、アコースティックギターのスタジオミュージシャンとして長年活躍。中村がかねて笛吹のファンでもあり、共通の知人を通じて知り合った。

 違う分野で活動している2人だが「音楽と食をつないで発信しよう!」と意気投合。新しい形の朗読会として開催に至った。テーマである「母への想い」については「すべてのはじまりである“母”という言葉から、命、音、食、感謝、などいろんな言葉へ結びつく」という2人の思いを込めた。朗読会では、絵本など既存の物語の他、オリジナル小説など、多彩な作品が登場。笛吹がギターソロを披露する場面もあるという。

 憧れの笛吹と、初の朗読会に挑戦する中村は「プラネタリウムという非日常空間で夜空を見上げながら、ギターの音色と朗読でのんびり癒やされる…。聴いてくださる方が笑顔になってくださればうれしいです!」と来場を呼びかけた。